つぶちゃんのトコトコレポート

Vol.98 2019.01.28

2019.01.28

墓石に刻む故人への想い。100年先も誇れる良い仕事を!有限会社篠田石材工業

今回は創業1889年、番匠免で130年の歴史を持つ「有限会社篠田石材工業」さんにお邪魔したよ。
中川沿いの“番匠免”は江戸時代以降に水運で栄え、旧道に沿って社寺が点在する古くからある地域。昔からお寺や神社のある地域には石屋・花屋・お茶屋が軒を連ねたそうで、まさに「有限会社篠田石材工業」さんは、この地域と共に歴史を作ってきた由緒ある会社の1つと言えるんだね。

手がける商材は、表札、床材や壁材などの建築資材、さらには石像など石全般。
三郷市役所の入り口と三郷中央駅前に設置されている「かいちゃん&つぶちゃん」像もここで生まれたんだよ!

創業当時から変わらず手がけているのは墓石。最近は横型が主流になっていて、ご依頼内容も様々。故人が生前好きだった花や歌を刻みたい、写真を載せたい、など希望を出されるお客様も多いそう。「その想いをくみ取って、きちんと寄り添うことができるような技術やデザインを準備しておくことを意識しています」と語ってくれた篠田専務。“墓石”だけでなく、そこに宿る“心”を作る仕事でもあるんだね、つぶちゃん。

作業現場を見せてもらうと、ちょうど墓誌の「字彫り」作業が行われていたよ。
デザインに合わせてカットしたゴムのシートで石の表面を養生し、そこに圧力をかけたカーボン粒子を吹き付けるとゴムで覆われた部分以外が彫られる仕組み。彫りの深さが均一かどうか、角がしっかり立っているかどうかに手がけた工場の技術力が表れるので、仕上がりにはいくつもの目で厳しいチェックを入れているそう。さらに目地止めに使用する接着剤も実際に雨風にさらしてテストしているほどの品質へのこだわりなの。

納骨時に石室の開閉をするのも石屋さんの役目。先代、先々代が手がけた墓石に納骨を行う時にはその質の良さを目の当たりにするそう。「100年先も残る墓石だからこそ恥ずかしい仕事はできない。孫の世代が見た時に格好いいと思ってもらえる、良質の物を作り続けることがプライドです。」との言葉に時間を超えた信念を感じたよ。

隣の吉川市のギャラリーでは、墓石の展示のほか天然石ブレスレット作りなど気軽に参加できるワークショップが行われているので、ぜひ訪れてみて。

07 マップを見る

有限会社篠田石材工業

  • 三郷市番匠免1-74
  • 048-952-1054
  • 9:00-18:00
  • 年中無休

ホームページ:http://www.14-556.com

※掲載の内容は記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

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