つぶちゃんのトコトコレポート

Vol.21 2016.03.24

2016.03.24

伝統の庶民文化を守り受け継ぐお神輿職人藤戸(神輿)漆芸

東京下町に近い三郷には、伝統技術を持った職人さんが意外と多いことがわかってきたね。
なんと、「藤戸漆芸(ふじとしつげい)」は、代々続く塗師家系の職人さん。
そこでお神輿の修理を行うらしいから、これは見に行かないと!

つぶちゃんは、前に『親善大使見習い「つぶちゃん」の企業訪問』で藤戸漆芸さんにお話を聞きに行ったことがあるんだよね。
どんな話がきけるのかな、楽しみ♪

三郷市戸ヶ崎に作業場を構える藤戸(神輿)漆芸の藤戸伸治さんは、500年十九代続く塗師(ぬし)と呼ばれる漆職人の家系。 獅子舞の獅子頭や、伝統的な漆製品の製作や修繕を手がけているの。
漆(うるし)は縄文時代の遺跡から発掘されるほど、昔から日本人の生活に身近だった天然の塗料。 最近また、その魅力が再評価されて、研究がされているのよ。
藤戸さんは、漆職人であると同時に、お神輿(みこし)製作の老舗「浅子神輿店」最後の職人でもあり、全国からお神輿の修理を頼まれているそう。

ちょうど修繕ににとりかかっていたのは、北海道美瑛神社の神輿。
はるばる北海道から、三郷にやってきたのだけど、なんと製造が「浅子神輿店」とわかって、不思議な縁に藤戸さんも驚いていたよ。
地方によって、お神輿の様式にも違いがあるのだけど、藤戸さんが主に手掛けるのは関東式(江戸式)と呼ばれるもの。
担いで練り歩くために頑丈に出来ているのも特徴の一つなんだって!

いよいよお神輿の解体が始まるよ。

工房の前で、クレーンで吊り上げて、底部分のクサビを抜くと、あっという間に屋根部分が外れ、あとは手際よく解体。
釘を使わずに柱と梁、屋根を組む日本の伝統的な建築技術がここでも見られるんだね。

あっという間に、バラバラになりました!

ここから、使える木材は生かし、折れてしまったり弱ってしまった部品は作り直す作業が始まるの。この木工や塗装は藤戸さんのお手の物。
金具部分は、彫金や鋳物など他の職人さんが分業で、元の仕様を生かして再生していくんだって。

このお神輿が、修復されてまた北海道の美瑛神社で次の世代へと引き継がれるんだね。

「十六代500年続いた浅子神輿店で唯一の塗師兼神輿職人として、その精神を継承して神輿の製作、修理を行っていきたい」と話してくれたよ。
伝統を受け継いでいくことへの情熱を感じるね、つぶちゃん。

 

 

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藤戸(神輿)漆芸

  • 三郷市戸ヶ崎2-217
  • 048-956-6145

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